プログラマーのフリーランスという選択肢

プログラマーを職業としたいとき、IT系の企業でスーツを着てオフィスの机にむかってプログラミングしている自分をイメージアップするだろうか。どちらかというと、ラフなカジュアルウエアでオシャレなオープンスペースで画面にむかっているスタイルの方がイメージしやすい。では、そもそもプログラマーとは、どんな仕事だと考えれば良いのだろうか。システムエンジニアと何が違うのだろうか。

コンピュータをつかって仕事の処理をする場合、個々の処理は仕事の手順に沿って入力を決め、所望の出力になるように処理要領を決めて、求める出力になるようにプログラムを組み上げていくのだが、チームでやるようなシステマチックな処理をひとりで、定められた期間に仕上げるのは殆ど不可能だ。チームをまとめて全体をコントロールしながら、プログラム全体をコーディネートするイメージの仕事がシステムエンジニアだ。これに対して、個々の入出力にあわせた処理を出力要望にあわせてプログラム言語に置き換えて組み上げていく仕事がプログラマーのイメージだろうか。

課題を得てプログラミングをすることを仕事としたい場合、チームプレイで仕事をしたい場合はIT系の企業への就職が良いだろう。しかし、システムエンジニアの元でユーザの声よりもチームの調和を優先しなければならない大規模システム構築ではなく、ユーザの声を聞きながら自分独自のプログラミングをする方が自分に向いていると考える時には、フリーランスという選択肢もある。